一方、かつてナチスの暗い影に覆われたドイツは戦後、明確に異なる道を歩んだ。東京新聞は先日の社説で、ナチスを徹底的に否定し、積極的に賠償し、戦争責任を負い、多くの場で謝罪と反省を堅持したことをドイツが近隣国と和解し、良好な関係を構築できた理由として挙げ、日本が学び、参考にするに値するとした。
世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたり、日本側は一連の活動を通じて、第2次大戦の「被害者」を装おうとし、戦争の原因と結果は反省せず、最も基本的な歴史の責任感を欠いている。これは歴史を記念し、後世に警告するあるべきやり方ではない。世界の人々の心にはもとより良識がある。侵略者が「被害者」を装うことは永遠にできない。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年5月21日