マカオ特別行政区政府民政総署は22日、中央政府が贈呈したパンダ「開開」と「心心」(開心は中国語で愉快の意)が6月1日に正式に石排湾公園のパンダ館に入居することに伴い、パンダ館は5月26日から31日にかけて休館となることを明らかにした。
それによると、休館中、館内を全面的に消毒し、公開のリハーサルを行い、館内の説明を更新するという。
「開開」と「心心」ができるだけ早く新しい環境に慣れ、観客の多さで緊張しないように、6月1日から30日にかけての見学は、回数が1日6回、人数が各回約50人から100人、時間が各回10分間に制限される。
なお、去年6月、2009年に贈られたメスのパンダ「心心」が病気で亡くなった。そして12月20日、マカオ帰還15周年の際、習近平主席はペアのパンダを再びマカオに贈呈すると明らかにした。今年4月30日、「開開」と「心心」の名を襲名したペアのパンダがマカオに到着し、現在は30日間の隔離検査を受けている最中である。
中国国際放送局日本語版 2015年5月25日