高速交通警察がこのほど上海から温州へ向かう大型バス乗客の荷物の中から、体長2メートル以上の生きたワニを発見した。
警察官の邵氏によると、警察が定例検査を行ってバスの荷物室を開けたところ、異臭がした。荷物の下部に置かれた木箱から動物の尾がはみ出ており、木箱からは時折鳴き声が聞こえてきたという。
「木箱を開けて驚いた」と邵氏。大人のワニが大きな目で睨みつけていた。ワニは口がガムテープで縛られていたが、それ以外には何の危険防止措置はとられていなかった。
当時、バスには乗客18人がいた。ワニを持ち込んだ張さんは高速交通警察に対して、温州市平陽県でワニの養殖場を経営しており、正式の養殖許可証を持っていると告げた。上海で展示販売会に参加するのに、手間を省いてワニを連れてバスに乗り組んだという。警察が現在関連の手続きを進めている。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年5月25日