14年、便数の増加率が最高だったのは、新疆維吾爾(ウイグル)自治区で16%以上。東北地方や西北地方も12%以上だった。華北(中国北部)、華東(中国東部)、中南(中国南部中央)地域の便数は飽和状態で、増加の余地がない状態となっている。
関連の部門のサポートを背景に、目的地に向かう際、直線距離に近い臨時ルートを使用することで、燃料の節約や排出される二酸化炭素の削減につながっている。
同報告によると、空上のルートや地上の資源の不足が深刻化する中、離着陸した便数は06年の340万便から14年には130%増の750万に増加。年間平均増加率は10.8%に達している。一方、定時運航率は年間平均1.46%低下し、14年には、遅延時間が30分以内だった便の割合が36.09%に達した。遅延時間が4時間以上の便も2.88%あった。欠航や引き返し、目的地外着陸なども2.76%あった。14年、定時運航率が高かった航空会社トップ3は、上から順に中国国際航空、中国南方航空、四川航空だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月27日