中国政府が派遣する2015年度の留学生を対象にした、留学前研修がこのほど、北京で開催された。動画会議の形式で行われた同研修は、留学生が「安全・健全で、マナーある留学生活を送り、留学を成功させる」ことができるよう備えさせるのが目的だ。中国教育報が伝えた。
教育部(省)に設置された同研修のメイン会場は、28省・区・市の37都市106会場と連結。12の中央部委員会、大学393校、科学研究院所230カ所、大企業137社など、約1500機関から来た政府が派遣する留学生1万人以上のほか、国家留学基金申請受理機構の職員も参加した。
2014年度、国家留学基金は、留学生約4万7600人を援助した。うち、同年派遣された留学生は約2万700人だった。15年度は、2万5000人の留学生が派遣される計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月29日