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文化部、「残響のテロル」など有害アニメ配信サイト・運営会社を摘発

人民網日本語版 2015年06月10日08:18

中国の文化部(省)は8日、第23回違法インターネット文化活動取締調査の結果を発表した。行政処分を受けたのは、動画配信サイトの運営会社29社で、このほか違法アニメ動画を配信した8サイトが閉鎖された。新華網が伝えた。

動画配信サイト運営会社の「北京天天」、「楽視網」(北京)、「風行在線」、「暴風」、「凌飛天下」、「愛奇芸」、「捜狐」、「百度」、「騰訊」は、「インターネット視聴番組サービス管理規定」および「インターネット文化管理暫定規定」に違反し、違反インターネットアニメ番組を提供した。北京市、上海市、浙江省、湖北省、広東省などの文化市場総合執法局は、上述の運営会社に対し、有害アニメ番組の提供を停止させるとともに、法律に沿って警告や罰金などの行政処分を行った。

「漫画島」、「洒洒動漫網」などの動画アニメサイト8サイトは無許可でインターネット文化運営活動やインターネット視聴番組サービス事業を行い、有害な内容を含む違反アニメをインターネットで配信したことから、遼寧省、上海市、江蘇省、浙江省、安微省、福建省、広西チワン族自治区などの文化市場総合執法局によって摘発されるとともに、通信管理部門に対して当該サイトを閉鎖するよう命じられた。

文化部はさらに第1回違反アニメ作品リストを発表した。その中に含まれる日本アニメ「残響のテロル」「BLOOD-C」「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」などのアニメは管理規定に重大に違反していることから違反アニメのブラックリストに登録され、今後いずれの企業や個人も提供してはならないことになった。文化部文化市場司の劉強副司長は、「文化部が今回発表したリストは、文化部の集計や審査を経て、専門家の審査や意見を十分に聞いた上で調査担当部門が法律に基づいて認定したものである。主な目的は、触れてはならないボーダーラインとレッドラインを明確にし、動画配信サイトの運営会社やサイトを明確に指導することだ。このほか、これまでにインターネット上で2回相次いで流れた、間違った「違反アニメリスト」を正し、業界による根拠のない推測を減らすためだ」と説明した。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年6月10日

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