ベテラン外交官である陸氏は様々なポストで経験を積み、鍛えられてきた。二国間関係に精通し、在アイルランド大使館首席館員、政務参事官、在米国大使館副館長、公使を歴任したほか、多国間の場である国連安全保障理事会、軍備抑制・不拡散問題、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などで腕を振るってきた。
舞台裏から表舞台へというポストの変化について、陸氏は「責任の重さを痛感している」と表明。「現在、わが国の改革開放と社会・経済発展は日進月歩であり、中国の政策は世界的にもより重要な影響を及ぼすようになっている。われわれへの国際社会の注目は高まり、われわれを深く理解することを望む人も増えている」「外交部の新たな報道官として、引き続きしっかりと中国と国際社会の意思疎通の橋渡しをし、その過程で国益をしっかりと守り、国の良いイメージを確立し、中国外交の良き声を発し、各国が中国に対する理解を深めるようにする必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月16日