2015年7月6日  
 

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日本は「暴力アニメ」をどのように処理しているのか (2)

人民網日本語版 2015年07月06日08:14

「ブラックリスト」の38本のアニメはだいたいが深夜帯にはじめて放映されており(深夜12時から早朝6時まで)、「ドラえもん」、「名探偵コナン」などの全年齢向けの作品とは顕著な違いがある。

かつて日本のテレビアニメも低年齢向けの作品が主流だった。しかし1990年代後半から、深夜時間帯のアニメが高視聴率を獲得し続け、日本のテレビアニメの構造が変化してきた。

今や、ゴールデンタイムはバラエティ番組とテレビドラマが支配している。「サザエさん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」の全年齢型の国民的アニメが依然として早朝の時間帯や夕方に放送されている以外、大部分のテレビアニメは深夜の時間帯を選択している。深夜時間帯のアニメの視聴グループターゲットは高校生以上のオタク族で、全体的な視聴者グループとしては小さい。テレビの広告収入に比べ、主にアニメソング、劇場版への翻案、関連する商品やコンサートによって利益をあげている。

分類制度と法律条例

日本において、法律によってテレビ番組の内容を規制することは非常に限られている。各大手テレビ局内部に「自主規制」を設け、自ら放映内容を業界の協会規定に照らし合わせ、厳しくチェックしている。

劇場で上映される映画は全て「映画倫理委員会」の評定を受け、G(全年齢にふさわしい)、PG12 (12歳以下の児童は成人の指導の下で鑑賞可能)、R15+(15歳以下禁止)、R18+(18歳以下禁止)の4つの区分に分けられる。


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