吉林省長春市で開催されている第11回中国(長春)国際アニメ・漫画芸術博覧会会場では21日、アニメやマンガの様々なキャラクターに扮した参加者が会場で様々なイベントを行うと同時に、アニメ・マンガの関連商品を好調な売れ行きを見せた。
今回の博覧会は長春国際エキシビションセンターの屋内エリア3万平方メートルを使ったこれまでで最大規模のもので、中国各地から約2千の関連企業が集まった。
会場に入ると、様々なキャラクターのコスプレをした人が目につく。ちょうど端午節にあたるため、アニメ・マンガファンはコスプレに力を入れていた。関連書籍や工芸品、映像製品、ゲームなどの様々な関連商品に様々な年齢層のファンが引き付けられ、各ブースで買い物を楽しむ姿が見られた。
長春国際アニメ・漫画博覧会組織委員会の統計データによると、19日の開幕から20日までにのべ10万人以上が会場を訪れ、売上高は100万元(約1990万円)以上に達した。
中国のアニメ・漫画産業は近年、政策支援の下で急激に発展し、関連商品の市場規模も年ごとに拡大している。中国政府の制定した計画によると、2015年の中国のアニメ・漫画産業の生産高は1千億元(約1兆9900万円)規模に達する。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月23日