2015年7月6日  
 

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米国の不動産「買うは易く維持は困難」税金も上昇 (2)

人民網日本語版 2015年07月06日08:19

中国の超大型都市で不動産を購入する場合、子どものいる人にとって頭が痛いのが「学区房」(文教地区にある不動産)の問題だ。こうした考え方は特に中国に限ったことではなく、遠く海を隔てた米国でも親たちは同じような問題に直面する。ハーバード大学があるケンブリッジ地区の場合、大学周辺の物件は100万ドル(約1億2308万円)クラスの価格がつくこともまれではない。米国の不動産仲介会社は各学区を5段階の星で評価し、教育水準の高い地域は不動産価格もおのずと高騰する。

▽買うは易く維持は困難

中国人の買い手が米国で新居を手に入れた場合、維持費が相当な出費になる。

まず毎年、現地政府に不動産税を納めなければならない。不動産税は建物と土地の価格に直結するもので、ここ数年の米国の土地価格は2008年の金融危機以来の停滞ぶりから徐々に「覚醒」しており、不動産にかかる税金も年々上昇する傾向にある。

米国のオンライン不動産仲介会社のジローがサイトで発表した情報によると、ボストンの郊外にあるブルックラインの居住面積323平方メートル、5寝室3浴室の戸建て物件の場合、ジローのサイトでの分譲価格は139万9千ドル(約1億7216万円)、賃貸の場合は一月の賃料が5296ドル(約65万1千円)で、不動産税は05年の年間7502ドル(約92万3千円)が、14年は9789ドル(約120万4千円)となっている。


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