夏休みシーズン到来、休みを海外で過ごそうと計画している人は増加の一途をたどっている。英デイリー・メール紙は7日、中国人の海外旅行ブームをテーマとした記事を掲載、英国内のホテル経営者がより多くの中国人観光客を誘致できるよう、「中国人向けおもてなしの心得」を説いた。新華網が報じた。
記事の概要は以下の通り。
今年、海外旅行に出る中国人は、1億人を上回ると予想されている。世界各国のホテル経営者は、「中国人観光客をよりよくおもてなしする」ために、次のようなさまざまな工夫を凝らす必要がある。
1 中国人が食事をするときのために、お湯を供給する。彼らはカップ麺を好んで食べるので、客室に電気ケトルを備え付ける。
2 中国語版のメニューとホテル案内を準備する。
3 ホテル従業員は、中国語を学び、年長者ならびに学歴の高い人を最優先にサービスする。
だが、この「学歴の高い人を最優先にサービスする」という提案は、どのような根拠によるものなのか?ゲストの「学歴の高さ」をどうやって判断できるのだろう?
記事は、次のように続く。
4 場所を指し示す際には、掌全体を使って示し、決して指1本で示してはならない。
5 名刺を受け渡しする際には、必ず両手で名刺を持つこと。
6 「4階」および「4」が含まれる番号の客室を設けてはならない。
7 中国人観光客と館内で出合った時は、必ず礼儀正しく挨拶すること。ただし、決して身体には触れてはならない。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月10日