東風日産のクロスオーバーSUV「ムラーノ」がフルモデルチェンジを果たし、湖北省襄陽市の生産工場でオフラインした。新型ムラーノは近代的設計理念に基づき、車体の全周360度を監視する安全運転支援システムやスマート衝突防止システムなど様々な新技術が取り入れられている。
新型ムラーノのオフラインは、東風日産襄陽工場の中高級車両の生産において有利な要素がまた一つ増えたことを意味し、今後同工場の全体的な実力と市場競争力の向上が図られ、さらには襄陽の自動車部品産業チェーンの最適化とグレードアップが牽引されていく。
また、新型ムラーノのオフラインに伴い、東風公司が襄陽で生産する完成車ブランドは「富康」 (Fukang)、「ブルーバード1号」、「ティアナ」、「インフィニティQ50L」に続く5種類となった。東風日産はハイブリッドモデルのムラーノも今年販売する予定だという。
東風日産襄陽工場はインフィニティの世界第三の規模を誇る生産拠点でもある。今年1-5月期、国内全体の自動車販売数が減速傾向にある中、東風日産襄陽工場は逆に生産規模を伸ばし続け、完成車販売台数は21.2%増となり、生産額は40.9%増の約百億元(約2000億円)を実現した。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年7月14日