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中国の夏休み、ドラマロケ地を巡る旅が人気 (2)

人民網日本語版 2015年07月16日15:18

ドラマ「盗墓筆記(The Lost Tomb」のスチール写真

ドラマ「華胥引之絶愛之城」や「琅琊榜(Nirvana in Fire)」、「芈月伝(The Legend of Miyue)」、「女医・明妃伝(The Imperial Doctress)」などの予告編が公開されると、内蒙古(モンゴル)自治区の烏蘭布統の壩上草原や四川省成都市の浣花溪公園、浙江省寧波市の映画村「象山影視城」、同省余姚県の保国寺などへ向かう旅行者が増加し始めている。業界関係者は、多くのドラマのロケ地は美しい自然が残り、自由旅行が好きな若者の間で大人気となっていると分析する。自由旅行なら、ツアー旅行と違って、時間に追われることがなく、じっくりと「ドラマの世界」に浸ることができる。

一方、河南省開封市のテーマパーク「清明上河園」や江蘇省無錫市にあるテーマパーク「三国城」、「水滸城」、浙江省杭州市のテーマパーク「宋城」などでは、中国伝統のまりを使った遊びや伝統的な曲芸や雑技など、各種小説やドラマに出てくるシーンをいつでも見ることができる。同程旅游の調査データによると、約6割の家族が行楽に出かける際、参加型イベントが行われている場所を選んでいる。その他、映画村や伝説などの発祥地も、映画やドラマのファンにとってはなじみの景色があるほか、参加型イベントが開催されているため、人気となっている。参加者を見ると、「90後」(1990年代生まれ)の若者が70%と、絶対的な優位性を占めている。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年7月16日


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