メディアが19日に伝えたところによると、日本では2014年度の外国人観光客による消費額が55年ぶりに日本人観光客の海外での消費額を上回り、旅行収支が黒字になった。これは主に中国人観光客の大量購入によるものだという。一方、中国ではアウトバウンド国際観光の好調さに比べ、訪中観光は低下傾向が続いている。「京華時報」が伝えた。
国家観光局がまとめた統計データによると、国がこのほど発表した今年第1四半期(1-3月)の訪中外国人観光客はのべ561万3100人にとどまり、前年同期比3.9%減少した。同期の旅行収支も同じく0.4%減少した。中国観光研究院は、「外国に出かける中国人観光客は買い物を主な目的とするが、訪中外国人観光客の多くは中国の自然の景観、名所旧跡、文化芸術を楽しむことを主な目的とする。外国人観光客のうち消費額500~3千ドル(約6万~36万2千円)が7割以上を占め、最も大きな支出は交通費で、買い物が占める割合は低い」と分析する。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年5月20日
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