国産3Dアニメ映画「西遊記之大聖帰来」(Monkey King: Hero is Back)が、今月10日から上映されるや否や大きな話題を集め、人々は心のヒーロー、幼年期の大聖を一目見ようとこぞって映画館へ足を運んだ。同映画は6日目にして興行収入2億元(約40億円)を超えるなど、国産アニメ映画の数多くの記録を塗り替えた。新華網が伝えた。
この映画に登場する孫悟空は、これまでの西遊記に登場する百戦無敗の斉天大聖ではなく、法力を失った昔日の戦士であり、冷たく、気性が荒く、それでいて心の奥底に捨て難い義侠心を秘めている。
1957年から2014年の間に、中国、日本、韓国、ベトナム、アメリカで実に46人の役者が孫悟空を演じてきた。正統派の孫悟空もいれば面白可笑しく演じられることもあった。舞台劇やアニメ、ゲームなどに登場することもあった。