「男性に教えるヘソクリの隠し方」という内容が携帯のモーメンツで紹介されていた。読んでみると4つの方法があるという。それぞれ「身長法」、「怠惰法」、「分散法」、「遮蔽法」だ。ここでいう「身長法」とは、本棚の上のように、妻の身長より高い、目も手も届かない場所に隠すというもの。「怠惰法」とは、妻がもう使わなくなった、でも捨てられずにしまっているかばんの中といった、普段妻が触れるのも面倒と思っているような場所に隠すというもの。「分散法」とは、その名の通り、本来大きな額を分散し、一見取るに足らないような金額に見せかけておくこと。「遮蔽法」とは、熊のぬいぐるみの中、貯蓄箱の中など、堂々とそこに置いていきながら、お札は見えないという「灯台下暗し」に賭けた手法だ。在日華字紙「中文導報」が伝えた。
では、今日の日本の男性は、如何にしてヘソクリを隠しているのだろう。日本ではプライバシーが大変重視されるため、会社の引き出しや更衣室のロッカー、自宅の自分のものを収納しているスペースですら、安易に開けられることはない。しかし、最近の世論調査によると、日本の男性は、ヘソクリは家庭生活に面倒をもたらす火種となるため、現在では多くの人が業者が提供するポイントサービスをヘソクリとして利用しており、こちらの方が安心かつ手間が省けるという。しかし、昨今は毎月の小遣いから必要な出費を引けばヘソクリを残すだけの金額も残らないという場合がほとんど。現在ではボーナスを社員の配偶者に知られないようこっそり振り込むことができる隠し口座を提供する大企業も減り、中小企業ではこのようなサービスはなくなってしまったようだ。