中国の価値を伝える　中国ブランドフォーラム開催

中国のブランドは中国の価値を伝え、中国のブランドは中国のパワーを顕彰する。人民日報社が主催し、「中国のブランド 中国のパワー」をテーマとした中国ブランドフォーラムが、16日に北京で開幕した。全国人民代表大会常務委員会の張宝文副委員長、人民日報社の楊振武社長らが開幕式に出席し、あいさつした。人民網が伝えた。

張副委員長はあいさつの中で、「中国のブランドを大きく強くし、ブランド経済の発展に力を入れることは、中国企業が国際産業チェーンのハイエンド方向に進み、産業における発言権を獲得し、国際競争力を高めることを推進する上での必然的な選択であり、中国経済の発展の質と効率を高め、経済の新常態（ニューノーマル）に主体的に適応し、中国の総合的な国力を増強する上で現実的に必要なことだ。ここ数年、中国企業はブランド構築をますます重視するようになり、海外進出の歩みを加速させており、一部の企業は国際科学技術の最先端に照準を当て、コア技術の飛躍を加速させ、世界という舞台で頭角を現し始めている。中国経済は今、集約型成長の道を歩みつつあり、われわれはブランド戦略によって中国経済の戦略的モデル転換を後押ししなければならない」と述べた。

フォーラムには聯想集団（レノボ）の柳伝志会長、大連万達集団の王健林会長や、加多宝集団、貝因美（Beingmate）集団、蘭州蘭石集団などの有名企業約100社の責任者、国務院発展研究センターや中国社会科学院（社会科学アカデミー）などの機関の専門家が集まった。中国のブランドを大きく強くし、中国ブランドの国際的な影響力と競争力を高めることについて経験を交換し、要点を共有し、ツボを分析し、アドバイスや提言を行った。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年7月17日