「フォーブス」中国語版とAIAグループ(AIU保険)が7月16日に発表した「中国生命保険における富裕層市場白書2015」は、2015年末までに個人資産1千万元(約2億円)を超える中国の富裕層が112万人規模になる見込みで、資産の管理と相続について考え始める富裕層が徐々に増加し、保険がこれらの分野において重要な役割を果たしていると示した。新京報が伝えた。
この白書のデータは主に2つの部分に分かれており、一つは「フォーブス」中国版の中国の個人資産分布モデルであり、もう一つは中国の富裕層の生命保険についての調査である。
報告書では、中国経済の急速な発展に伴い、中国の富裕層はここ近年、急速に増加する傾向にあり、2011年の51万人から2014年の91万人にまで増加した。毎年10万人を超える規模で増加しており、その速度はますます加速し、2015年末には112万人に達する見込みだと指摘している。また、中国大陸部の富裕層は若い人が主流で、大多数が経営者である。そして、彼らの資産にたいする価値観は今まさに変化しつつあり、実質的な資産の維持と運用をベースとして、生命保険をより重視しているとしている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月20日