安徽省の女性がラップで包み冷蔵庫に入れておいたスイカを食べたところ、敗血症性ショックを起こし、集中治療室に運ばれた。多くの人にとって、これは奇妙な出来事だ。しかし栄養士は、これは不思議なことではないと注意を促した。すべての野菜と果物が冷蔵庫での保存に適しているとは限らず、また設定温度が低いほど良いとも限らない。広州日報が伝えた。
広州医科大学附属第三病院臨床栄養科の曾青山氏は、「野菜と果物を冷蔵庫で保存する場合、方法以外に温度にも注意が必要だ。冷蔵庫が鮮度を保持できるのは、常温を下回る温度に調節できるからだ。冷蔵庫は通常、多くの食べ物の鮮度を保持してくれる。特に肉類の場合、生でも火を通したものでも、冷蔵庫に入れれば、常温より変質しにくくなる」と指摘した。
しかし野菜と果物を冷蔵庫に入れる場合は、それぞれに最も適した温度を把握し、別々に保存することで、鮮度保持の効果を発揮することができる。