2015年7月21日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

輸入生鮮食品、クロスボーダーECで中国市場へ (2)

人民網日本語版 2015年07月21日08:23

カナダ・ビーフ・インクの関係者は、「中国でのEC業務から、未来のすう勢を見通すことができる。現在、カナダが中国に輸出する牛肉は、主にレストランや食品加工工場、商店が取引先だが、将来はオンライン販売がより多くのシェアを占めることになるだろう」と語る。

自由貿易区の優遇措置の後押しを受け、上海と天津には自由貿易区内からの輸入商品を販売する店舗が出現している。中でも人気なのが海産食品で、毎日営業が始まると同時に売切れてしまうほどだ。上海自由貿易区はこのほど、区内で販売される輸入製品の税関検査の速度を向上することを発表している。

Guy Saint-Jacques氏は「中国の自由貿易区は貿易を促進する良い媒体となっているが、海外の中小企業の多くは、まだ自由貿易区のメリットを十分に理解していない」と述べる。

クロスボーダーECの発展を奨励すべく、中国は近頃、クロスボーダーECを対象とした税還付、税関検査のスピードアップ、関税削減といった政策を打ち出している。

しかし、その他の商品と違って食品安全問題にかかわることから、監督管理機関は生鮮食品の輸出入に対して慎重な態度を貫いている。京東集団の馮軼副総裁は、「(カナダ)政府と協力協定を提携した目的のひとつは、こうしたリスクを引き下げること。政府が推薦する優秀な企業・サプライヤーと提携することで、食品の安全性と質を保証すると同時に、サプライチェーンの透明度を高めることができる」と述べた。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年7月21日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント

アクセスランキング