日本の谷内正太郎国家安全保障局長が楊潔チ国務委員の招待で16~18日に訪中し、ハイレベル政治対話を行い、中日関係その他共通関心事について意見交換した。
【谷内局長の今回の訪中にメディアが注目した理由】
■訪問のタイミングが敏感であること
谷内局長の訪中は、安倍政権が衆議院で安保法案を強引に推進している時と重なった。安保法は中国が注視している問題であり...>>>詳細へ
■意思疎通が重要な役割を果たすこと
今回のハイレベル政治対話で、双方は中日関係の発展について共に検討し、歴史問題、防衛政策、海洋係争、米国のアジア太平洋政策など複雑な問題について議論した。>>>詳細へ
■谷内局長の地位が特殊であること
谷内局長は安倍首相の重要な幕僚であり、安倍政権の外交政策に大きな影響力を持ち、中日関係においても重要な役割を発揮している。>>>詳細へ
【初の中日ハイレベル政治対話が開催】
楊潔チ国務委員は16日に北京で日本の谷内正太郎安全保障局長と初の中日ハイレベル政治対話を行った。
双方は「中日関係は両国民の根本的利益に合致する。ハイレベル政治対話の開始はハイレベルで戦略面の意思疎通を強化する重大な措置であり、共通認識を積み重ね、溝を管理・コントロールし、中日関係の安定的好転の勢いを形成する助けになる」との認識で一致した。>>>詳細へ