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中西部の鉄道建設が加速 高速鉄道1.7万kmに

人民網日本語版 2015年07月26日14:33

7月末、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の烏魯木斉(ウルムチ)高速鉄道新旅客ターミナルビルは、まれに見る高温の天候の中、建物の主体構造の工事が完了した。年内にも第1期工事北側区間のターミナルビルが運用をスタートする見込みで、そうなると新疆は初の、そして区内最大の都市軌道交通ターミナルを擁することになる。

昨年末現在、新疆の鉄道営業キロ数は5760キロメートルで、2010年に比べ50%増加した。高速鉄道の運行が始まり、烏魯木斉から長春、昆明、福州に至る直通列車が開通した。

新疆の鉄道建設は中部・西部の鉄道建設加速の縮図に過ぎない。中国共産党中央委員会と国務院がうち出した中部・西部地域の経済社会発展の加速に向けた戦略的計画を踏まえ、中国鉄路総公司は中部・西部の鉄道建設への投資を拡大した。今年上半期に国が鉄道建設に投入した固定資産投資は2651億3千万元(約5兆2850億円)に上り、前年同期比12.7%増加した。新路線2226キロメートルが運行をスタートし、このうち中部・西部を走るものが半分を占めた。特に6月、中部・西部で輸送の大動脈の増強が行われ、上海と昆明を結ぶ滬昆高速鉄道の新晃西-貴陽北区間、鄭州市と焦作市を結ぶ鄭焦都市間鉄道、合肥-福州間の合福高速鉄道の3路線が相次いで営業を開始すると、中国の高速鉄道営業キロ数は1万7千キロメートルを突破した。

計画では、年内に鉄道固定資産投資として8千億元(約15兆9469億円)が投入され、通年で新路線8千キロメートル以上が運行をスタートし、このうち中部・西部を走る部分が6500キロメートルで81%を占める予定だ。年内にも、全国の鉄道営業距離数は12万キロメートルに達し、うち中部・西部が9万キロメートル超で全体の76%を占めるとみられる。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年7月26日

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