中国商務部(省)は23日に公告を発表、同日より、日本・韓国・EUから輸入された特殊な鋼板製品「方向性電磁鋼板」について、反ダンピング(不当廉売)調査を開始することを明らかにした。京華時報が伝えた。
商務部は、「反ダンピング条例」規定にもとづき、23日から、日本・韓国・EUから輸入された特殊な鋼板製品「方向性電磁鋼板」について、国内で不当に廉価で販売されていないかどうか、同種の国内製品産業に悪影響を及ぼしていないかどうか、及びそれらの程度に関する調査に着手する。
「方向性電磁鋼板」とは、電力業界に不可欠の軟質磁性材料で、各種変圧器、整流器、制止器(リアクトル)、大型モーターの各業界に応用され、各種変圧器のステンレスコアを製造する際に用いられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月24日