2015年7月24日  
 

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中国人消費者は国内ブランド志向に転換?

徐々に縮小する海外消費財のシェア

人民網日本語版 2015年07月24日11:17

中国消費財市場における競争局面に、ひっそりとした変化が起こっている。この1年、国内企業が外資企業からシェアを奪回する状況が、ますます顕著化しているのだ。第一財経日報が伝えた。

米ボストンに本社を置くコンサルティング会社べイン・アンド・カンパニーは、市場調査のカンター消費者指数と共同で、「新常態のもとで中国人消費者を引き付ける-2015年中国消費者報告」を発表した。これによると、国内ブランドは、各種食品・飲料品目において、最大の市場シェアを持つ一方で、外資ブランドは軒並み、3年連続で市場シェアを減らしつつあるという。また、日用消費財26品目のうち18品目について、国内企業が外資からシェアを奪回している。

「舶来品」という名のプレミアムは、すでに過去のものとなった。海外消費財企業の市場シェアは、誰に奪われたのだろうか?中国人消費者は、一体いつ頃から、国内ブランド嗜好に変わったのだろうか?

〇複雑なルート上で外資を追い抜く国内ブランド

べイン・アンド・カンパニーのグローバル・パートナーであるブルーノ・ラネス氏は、「消費者の購入習慣に変化が生じ、オンラインのルートが拡大し、価格構造が変わったことが、中国の日用消費財企業の発展に影響を及ぼしている」と指摘した。中国国内の4万世帯を対象に、消費行為に関する調査の結果を取りまとめた上述の報告書によると、中国の日用消費財市場は、全体的に、成長スピードが減速しており、2011年から2012年には12%前後だったが、2015年第1四半期には4.4%まで落ち込んだ。


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