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夏休み観光客激増 莫高窟で臨時措置スタート

人民網日本語版 2015年07月27日12:51

甘粛省の敦煌研究院によると、夏が来て莫高窟観光のピーク期が到来した上、一部の中高年観光客と周辺の小中学生のサマーキャンプや事前予約なしの一部観光客が詰めかけていることから、敦煌に到着した観光客は、すぐに莫高窟を見学することができない状況となり、見学の順番待ちで敦煌に停留する観光客は数千人に上っている。敦煌研究院はこのため、莫高窟見学に対する臨時措置をスタート、7月22日、25日、28日、31日を「臨時見学開放日」とした。莫高窟が約1年前に予約見学制度をスタートさせて以来、「臨時措置」を講じたのは今回が初めてという。人民日報が報じた。

莫高窟開放管理委員会は、莫高窟観光の科学的管理を強化する目的で、今月20日から、実名による入場券購入と入場券検査制度を実施、見学者は、入場券所持者としての身元確認が得られて初めて、見学が許されるようになった。見学客の予約に便宜を図るため、莫高窟は26日から予約期間を拡大した。見学希望者は、莫高窟参観予約ネットを通じて、8月10日から9月10日までの全開放時間の入場券を予約することが可能となった。事前予約が済んでいない見学客は、毎日、午前8時から正午までの間に、敦煌市街地にある莫高窟参観予約入場券発売センターに赴き、入場券を購入することができる。「臨時措置」の対象となる見学時間は、臨時見学開放日の午後4時から午後7時まで。

22日と25日に実施された「臨時措置」の状況から、3日に1日の間隔で臨時参観日を設けても、見学者のニーズに十分対応できない現状が明らかになった。25日の臨時見学者は延べ6千人以上に及び、全員が見学を終えたのは午後9時だった。組織委員会は、このような状況に対応するため、「臨時措置」の内容を調整することに決め、25日以降は、1日ごとに臨時見学日を設けることとした。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年7月27日

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