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中露海軍が初めて日本海で合同演習、実戦に即した内容

人民網日本語版 2015年08月19日14:05

 中露合同軍事演習「海上連合-2015(Ⅱ)」に参加する中国艦7隻が17日、日本海と東中国海をつなぐ対馬海峡を順次順調に通過し、ロシアへの航行を継続するとともに、海上演習を行った。軍事専門家は今回の演習について、関係海空域の範囲が広く、中露海軍が日本海海空域で合同演習を実施するのは初めてであり、固定翼機も初めて参加することを指摘した。北京青年報が伝えた。

 中国側参加兵力は水上艦7隻、艦載ヘリコプター6隻、固定翼機5機、海兵隊員200人、揚陸装備21台からなる。このうち水上艦はミサイル駆逐艦「瀋陽」「泰州」、ミサイルフリゲート「臨沂」「衡陽」、揚陸艦「長白山」「雲霧山」、総合補給艦「太湖」だ。

 艦隊は17日に対馬海峡を通過した。対馬海峡は日本列島の南西端に位置し、日本海から東中国海、黄海へ通じ、太平洋に出入りする海上の要衝だ。非領海海峡であり、各国の船舶や航空機は航行と上空飛行の自由を行使でき、軍用機・艦艇も自由に通過できる。

 2005年の初演習から現在までに中露両海軍は計5回の海上合同軍事演習を実施。今年に入ってからはすでに2回目の合同演習となる。双方の合意に基づき、「海上連合-2015(Ⅱ)」は8月20日から28日までピョートル大帝湾海域、日本海海空域などで行われる。

 「海上輸送ライン合同防衛と合同上陸行動」をテーマに、合同防空、合同対潜、合同対艦、合同防御、合同上陸などの演習を行う。艦艇開放や文化・スポーツ交流活動も行う。


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