黒竜江省哈爾浜(ハルビン)で9日に開催されたフォーラムに、東アジア共同体研究所の理事長を務める鳩山由紀夫元首相がライブ中継の形でゲストとして登場。中日問題に関して、「中国と日本の若者が国境にこだわらず、互いに行き来する関係を築くことを願う」と語った。中国新聞網が報じた。
同フォーラムには、メディア関係者や日本で活動する中国人作家など7人がゲストとして参加し、21分の基調講演やインタビューなどを通して、歴史的事実に基づいた自身の見方を語ったほか、今後の世界情勢などにも目を向けた。
鳩山氏は、「中日両国は悠久の友好関係を有している」とし、「1日も早く日本に来て、実際の日本を見てほしい。日本人の大多数は中国人が大好き。子供や学生が国境にこだわらず、互いに行き来する関係を築くことを願っている。こうした努力は、私が首相在任中に行ったこと。双方がよりよい生活を送るため、子供達にもぜひとも努力してもらいたい。私も皆さんと共に努力する」と、哈爾浜の若者達に呼び掛けた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月11日