両親や婚家先から送られたアクセサリーを山ほど身に着けた新婦のアシェラさん。どこに嫁ごうとも、両手に赤と緑のシルクのハンカチを握る風習がある。ハンカチは人差し指で挟み、その人差し指を親指でしっかり押さえる。
8月8日朝、新婦のアシェラさんは、カザフスタンの実家でイスラム式結婚式を挙げた後、赤いシルクのヴェールをかぶり、金糸の刺繍が施された長いチャイナドレスを身に纏い、赤い刺繍入りシューズを履き、国境検問での通行手続きも無事済ませ、国境横断踏切バーと1間の検問所で構成された口岸を通過し、道路一つで隔てられたキルギス「陝西村」にある新居に辿りついた。同日昼、彼女は新居で、伝統的なドンガン人の結婚式を挙げる。唐代に形成されたシルクロード「新北道」も、この地を横切っている。新京報が報じた。