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「第1回中日漫画学研究ハイレベルフォーラム」が北京で開催

人民網日本語版 2015年08月26日08:02

「第1回中日漫画学研究ハイレベルフォーラム」が24日午後、北京で開催。元京都大学総長の京都造形芸術大学の尾池和夫学長や日本漫画家協会の理事を務める牧野圭一氏、中国美術家協会漫画芸術委員会委員長を務める、著名な漫画家・徐鵬飛氏などがフォーラムに出席した。司会は、日本で活躍する漫画学博士・陶冶氏が務めた。中国新聞網が報じた。

同フォーラムで、日本漫画界の巨匠・牧野氏は、自身の手稿や長年収集してきた漫画研究資料、図書を陶冶氏に贈与し、中国の漫画創作や理論研究に役立ててもらうことに決めた。一方の陶冶氏は、それら貴重な資料をいかんなく活用するため、「牧野圭一漫画学研究会」を発足させ、中日で漫画学研究において連携する体系を構築し、漫画学術研究の発展を促進させるよう提案した。

その他、共同で「漫画学研究」を立ち上げ、中国の漫画研究の発展を促進させるほか、漫画研究に携わる人に学術的交流の場を提供することが決まった。また、主に小学校から大学までの学生を対象にした「第1回中日環境安全漫画コンテスト」の開催も決定。日常における安全の知識を漫画を通して宣伝、普及させ、危険を避け身を守るという意識を高めてもらうのが狙いだ。

参加者は、「今回のフォーラムは、中国の漫画創作や研究、漫画の安全学研究の分野における実践と応用、漫画の分野における人材育成や交流・協力展開強化などの面で、大きな意義があり、中日両国の文化交流の重要な成果となった」と声を揃えた。

「人民網日本語版」2015年8月26日

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