旅行中、突然トイレを探す必要が生じて焦ることは避けられない。読者のみなさんが数カ月後に日本を旅行すれば、男性用・女性用・(高齢者・妊婦・幼児・身障者が使える)多目的トイレ以外に、「ジェンダーフリートイレ」を眼にする可能性がある。新華網が報じた。
この「ジェンダーフリートイレ」は、同性愛者や性同一性障害者などセクシャル・マイノリティ(LGBT)のために設置される。
日本の英字紙「ジャパンタイムズ」2日付の報道によると、日本の市民グループ「PROUD(プラウド)」が、「ジェンダーフリートイレ」のマークを募集しているという。マークが決定した後、このグループは、地方自治体に「ジェンダーフリー」の公衆トイレを増設するよう働きかける計画だ。
同グループは、ジェンダーフリートイレを設置すべき理由として、「LGBTの人々がトイレを利用する際に、他の人々から冷たい眼差しを向けられる、あるいはプレッシャーを感じることのないよう、専用トイレを設ける必要がある」としている。
LGBTは、女性同性愛のレズビアン(L)、男性同性愛のゲイ(G)、両性愛のバイセクシャル(B)、体と心の性が一致しないトランスジェンダー(T)の総称である。