内蒙古(内モンゴル)観光トイレの革命活動推進会議が13日、呼和浩特市(フフホト)市で行われた。同推進会は、2015年から2017年の3年間で、自治区内のトイレ1025カ所を新しく設置・改修する計画を立てており、今後積極的に全国各地の観光地の「トイレ革命」の実現に向け推進していく。 中国新聞網が伝えた。
今後3年以内に設置、改修される観光地のトイレ1025カ所の中で、新しく設置されるトイレは809カ所、改修されるトイレは216カ所となる。その中で、2015年に、新しく設置されるのは278カ所、改修されるのは66カ所だ。同時に、観光地のトイレの「数の充実」「清潔で臭わないトイレの実現」「無料トイレの設置」「有効的な管理」という目標も達成させなければならない。
内蒙古観光局の魏国楠局長は、「内蒙古が推進するトイレ革命は一つ一つをしっかりと行い、小さな努力を積み重ねて最後に大きな結果を残すものにし、『四風』(形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの気風)を正す反腐敗の取り組みと同じように、観光における非文化的なさまざまな悪習や行動を正さなければならない。内蒙古は、東西格差が激しく、各地の地理的な特徴や気候の特徴も異なる。そのため、それぞれの地域の状況に応じた措置を採り、環境に優しいトイレを提唱するほか、反贅沢を原則として、全般的に実のある任務を遂行し、責任を果たし、切迫感を強め、効率を意識して、トイレの革命における設置・改修の任務を果たさなければならない」と語った。
中国全国の「トイレの革命」活動リストに入っている呼和浩特市と呼倫貝尔市(フルンベイル)の両地は、まず初めに国家級4A景勝地内のトイレや歩行者天国などの水洗トイレを設置・管理していく方針だという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月14日