2015年6月3日  
 

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日本の便座を買うより、日本の「トイレ文化」を学ぶべき

人民網日本語版 2015年03月04日10:40

春節前、「便座を買うために日本へ行く」という文章が微博(ウェイボー)や微信(We chat)に爆発的に転送された。中国人は日本の免税店で電気炊飯器や温水洗浄便座などを買い占め、大きな荷物を背負って帰国する。特に便座は抗菌仕様で、瞬時に便座が温かくなる機能や水流を調整する機能などを備えており、便利で、実用的で、エコだという。この文章はネットで熱い議論を引き起こし、「メイド・イン・チャイナ」はいまだにロークラスの組み立て加工の段階にあり、ユーザー本位のデザインに欠けているのではないかと中国製品の質を疑問視する声が上がる一方、中国にも同じような商品はあるが、市場の注目度が低いだけだと指摘する声もあがった。

春節の連休中に九州の旅に出かけたが、心の中にはずっと日本の便座のことがあった。旅行で訪れたあらゆる場所、たとえば百貨店、温泉旅館、観光地、サービスエリア、レストランなどに備えられていたトイレはすべてが非常に清潔だった。トイレのほとんどは洋式で、便座は瞬間的に加熱され、座ると温かかった。左には多くのボタンがあり、その中の「音姫」と呼ばれるボタンは、水の流れる音でトイレの音を消してくれる機能を持つ。トイレには大きなゴミ箱は置かれていなかったが、トイレットペーパーは十分に備蓄されていた。しかもトイレットペーパーは水溶性なので、直接トイレに流すことができる。また、トイレには荷物を置く場所があり、使用者への配慮が実に行き届いていた。


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