人民日報総合棟で8月12日に行われた第1回世界クラウドファンディング大会の記者会見。
今月23日から26日にかけて、貴州省貴陽市で開催される「世界クラウドファンディング大会2015」の執行委員会への取材によると、19日午後6時の時点で、世界クラウドファンディングコンテストのオンライン融資プロジェクトは1532件、融資金額は927万元(約1億7600万円)に達した。うち、目標金額に達したプロジェクトは274件。新華網が報じた。
世界クラウドファンディングコンテストは同大会の中核イベント。9月18日から、任意のユーザーは同コンテストの公式サイトで申込をしてプロジェクトを立ち上げ、資金調達を募ることができる。融資額が1万8千元(約34万円)に達するとコンテスト参加資格を得る。
コンテストのサイトを見ると、最も人気のプロジェクトは周口融輝城の融輝法牧ステーキ・コーヒー・クラウドファンディングプロジェクト、恵民谷(デジタルコミュニティプラットホーム)、銀企方舟の経営権クラウドファンディングプロジェクト。同3プロジェクトの目標金額はいずれも1万8千元であるのに対し、既に30万元(約570万円)以上の資金を調達しており、最高で90万元(約1710万円)となっている。
22日に全ての参加プロジェクトは、目標金額到達の時間や調達金額を元にランク付けされ、「優良プロジェクト」トップ500が世界クラウドファンディング大会で開催されるトップ100を決めるイベントの出場権を得る。トップ100に選ばれたプロジェクトは、貴陽クラウドファンディング金融取引所でオンラインでPRされ取引を行うことができる。
「人民網日本語版」2015年10月23日