米調査会社ニールセンがこのほど発表した「2015年海外通販消費報告」によると、消費者が海外通販サイトを選択する時に最も重視する2つの基準は、品揃えとセキュリティの高さだという。「京華時報」が23日に伝えた。
同報告によると、消費者の41%が商品発送方法では「海外からの直送」を好み、「保税運送」や「国内の現品発送」を上回った。アナリストは、「国境を越えた通販のプロセスは複雑で、ほとんどの消費者はプロセスの細部を理解しておらず、使いこなすには高いコストが必要だ。『海外からの直送』は速くて安全という特徴があり、消費者の海外通販へのハードルを大幅に引き下げ、現在では消費者が最も多く選択する方法になった」と説明する。
また同報告によると、海外通販で最も人気のある商品は衣類、美容スキンケア製品、ハンドバッグ・リュックサックだ。消費者の60%が今後1年間に海外通販で真っ先に買いたい商品として衣類を挙げ、今後1年間に海外通販で買いたい商品としては、53%が美容スキンケア製品を、44%がハンドバッグ・リュックサックを挙げた。
アナリストは、「国境を越えたショッピングはニーズがますます多元化し多様化しており、これまでの3大人気商品のマタニティ・ベビー用品、コスメ、ヘルスケア製品だけに限られなくなってきた」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月24日