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曁南大学の学生、ミミズ堆肥技術が世界に認められる

人民網日本語版 2015年10月28日14:48

曁南大学(広東省広州市)のイノベーションチームは中国エリア優勝者として、南アフリカで開催された2015年「Enactusワールドカップ」に出場し、トップ24入りを果たし、最終的に3等賞を受賞した。彼らの「緑で未来をけん引」プロジェクトは、ミミズ堆肥により生ごみの資源化・リサイクルを実現した。同技術はすでに実用化されており、農業・政府・企業の協力モデルを打ち出した。光明日報が伝えた。

チームは実験を重ね、手始めに理想的な品種、日本の「太平2号」を選んだ。チームは学校の食堂に連絡し、生ごみを集め実験を行った。現在1キロのミミズで1日当たり1キロのゴミを処理でき、かつ温かく清潔な肥料を作ることができる。

広州市増城区都市管理局は同チームと3ヶ月の契約を結び、実験に協力している。農場が実験田を提供し、企業がミミズを提供し、政府がその連絡を担当する。プロジェクトは予想通り収益を手にし、ウィンウィンを実現した。提携先は2回のミミズ堆肥により、約4倍の収益を手にした。農場は有機肥料で遅菜心(サイシン)を栽培し、1ムー当たり350キロの増産を実現した。政府はミミズ堆肥技術の導入により、生ごみ処理費用を1トン当たり310元(1元は約18.9円)から64元に削減した(79.3%減)。曁南大学は特許出願中で、ミミズ堆肥技術をより多くの地区に普及させようとしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年10月28日

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