多くの人は感情の起伏が激しいのは悪く、穏やかな気持ちを保てる人は器があると考えている。しかし、英国ロンドン大学の研究によると、前者のほうが、変化を続ける社会に適応しやすいという。研究者によると、例えば、証券取引のトレーダーの場合、一度の投資が成功すると、次の取引に楽観的な態度を示し、冒険もいとわず、大きな利益を生み出す可能性がある。一方、後者の場合、投資のチャンスを見逃しやすい。新華網が報じた。
動物の世界も同じだ。感情の起伏が激しいと、食べ物を見つけると興奮し、ポジティブになり、もっと食べ物があるのではと近くの木にも登り始める。反対に、冬になると元気がなくなり、食べ物を探す態度もネガティブになる。そして、寝てばかりという動物もいる。しかし、そうすることで、体力の温存につながる。
「人民網日本語版」2015年11月5日