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ジャーナリストの日を控える中国、72.1%の人「記者は真相を探る担い手」 (2)

人民網日本語版 2015年11月06日15:37

45.0%の調査対象者「ジャーナリストは職業的優位性を保っている」

マルチメディア時代の現在、「個人メディア」が増加し、誰でも自分の周りで起きたことを随時伝えることができるようになっている。では、そのような中で、ジャーナリストは、職業的優位性を保っているのだろうか。同調査では、回答者の45.0%が「依然として保っている」と回答したのに対し、17.1%が「既になくなっている」と回答。38.0%が「なんとも言えない」と答えた。

陝西省のある企業で働く何春さんは、「もちろん優位性を保っている。ジャーナリストの問題を認識能力や問題を見る角度は、一般市民とは異なる。ジャーナリストの記事や報道は、市民の意識を高めることもできる。一方、一般市民の伝えることは、断片的で、その原因や結果がはっきりせず、人に利用されやすい」との見方を示す。

調査では、ジャーナリストの優位な点として、回答者の55.9%が「チームによる調査で、専門性が強い」、45.2%が「専門的知識を解説することができる」、41.9%が「世論をリードできる能力」と答えた。

王氏は、「マルチメディア時代の今、ジャーナリストが進歩を続け、時代の発展に適応できるなら、その優位性を保つことができる。理屈を論理的に説明できる記事は、見る人を考えさせ、いち早くニュースを手にすることができる。そんなジャーナリストは確実に競争力を備えている」との見方を示す。

そして、「現在、ジャーナリストは、チャンスと課題に直面している。チャンスは、インターネット時代が到来し、人々のニーズが多元化している点。一方、課題は、ジャーナリストが現在の型を破り、現在の成果にこだわらず、大変革のチャンスを捉えられるか。自分たちが変われるこの機会を逃してはならない」と指摘。「『ジャーナリストの日』を機に、ジャーナリストに、『勇気を持って、堅持すべきものは堅持し、時代の発展に適応し、自分の職業的優位性を十分に発揮してほしい』と言いたい」と語った。

「人民網日本語版」2015年11月6日 


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