「2015年中日韓3カ国記者合同取材」が4日、北京でスタートした。中日韓3カ国のメディア9社の記者が3カ国の政治・ビジネス・学術界の重要人物に合同取材を行う。中国新聞網が伝えた。
今回の合同取材は中国の環球時報社と三国協力事務局が共同で主催するもので、期間は11日間。取材対象は、中国広報文化外交協会の呂鳳鼎副会長(元駐スウェーデン大使)、日本の河野陽平元衆議院議長、韓国の韓昇洙(ハン・スンス)元首相のほか、中国の映画監督・陸川氏、日本の劇作家・平田オリザ氏など文化人も含まれる。
呂副会長は「過去のしばらくの期間、中日関係と韓日関係に問題が生じ、メディアが事実を客観的に報道し、世論を正しく導くため多くの取り組みが必要であることが明らかになった。メディアは3カ国友好協力の架け橋を築く上で、より大きな役割を発揮する必要がある」としたほか、「3カ国の記者が同じテーマで取材を行うというのは、メディアおよび広報文化外交の非常に良い試みと言える」と述べた。