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ジャーナリストの日を控える中国、72.1%の人「記者は真相を探る担い手」

人民網日本語版 2015年11月06日15:37

中国で8日は「記者節(ジャーナリストの日)」。現在、新メディア時代が到来し、「市民記者」や「個人メディア記者」が増加しているが、一般人はジャーナリストにどんなイメージを抱いているのだろう?中国青年報が報じた。

中国青年報社会調査センターはこのほど、「問巻網」を通じて2000人を対象に調査を実施。回答者の45.0%が、「マルチメディア時代の今、従来のジャーナリストは依然として職業的優位性を保っている」とし、優位な点について、55.9%が「チームによる調査で、専門性が強い」と答えた。また、42.7%が「子供がジャーナリストになってもいい」と答えた。

回答者の0.4%が2000-2010年代生まれ、25.3%が1990年代生まれ、48.6%が1980年代生まれ、18.6%が1970年代生まれ、5.7%が1960年代生まれだった。

42.7%の調査対象者「子供がジャーナリストになってもいい」

同調査によると、回答者の53.7%が調査前、11月8日が「ジャーナリストの日」であることを知らなかった。知っていた回答者は46.3%。75.6%がジャーナリストの名前を1人上挙げることができた一方、24.5%が1人の名前も挙げられなかった。

ジャーナリストのイメージついては、69.5%が「危険」、72.5%「プレッシャーが大きい」、55.1%「高収入」と答えた。

「北京徳勤コンサルティング」のコンサルタント・王加齢氏は、「きっちりしていて、一般人に主流思想を伝えているというのがジャーナリストに対するイメージ。仕事上のプレッシャーも状況によって違い、内容の濃い報道を担当しているジャーナリストは仕事が多く、プレッシャーも自然と大きくなる。收入は、影響力のあるジャーナリストなら多いだろうが、一般ジャーナリストならそれほど多くないはず」と説明する。

ジャーナリストの社会的地位については、回答者の59.0%が「高い」、36.0%が「普通」と答え、「低い」との回答は5.2%にとどまった。

自分の子供がジャーナリストになることについては、42.7%が「いい」、23.5%が「こまる」、33.9%が「迷う」と答えた。

その他、72.1%が「ジャーナリストは、依然としてニュースや事件の真相を探る担い手」と考え、そうは考えない回答者は28.0%にとどまった。

この点について王氏は、「ジャーナリストが職業的、社会的道徳心を身に付け、本当の事を伝えてくれることを願っている。これが、今のジャーナリストに欠けている点。物欲をあおる今の社会で、ジャーナリストもたくさんの誘惑を受ける。もし、高い職業的道徳心がなければ、賄賂で囲い込まれ、偏った報道をしてしまう。そうすると、メディアは信頼を失ってしまう」と指摘する。


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