2015年11月6日  
 

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脳血管疾患、中国人の死因のトップに

人民網日本語版 2015年11月06日08:40

2013年、中国の27地域(省・自治区・直轄市)では、脳血管疾患が死因のトップとなり、交通事故が中国全地域の死因のトップ10に浮上した――。中国疾病予防コントロールセンターはこのほど北京で、中国人の平均寿命、死因、児童の死亡率に関する中国人学者の研究結果を発表した。科技日報が伝えた。

この研究によると、2013年の中国各地域の平均寿命は1990年より大幅に延伸し、うち西蔵(チベット)自治区は14.2年と、最大の伸びを示した。上海市の2013年の平均寿命は全国一で、男性は80.2歳、女性は85.2歳。これは世界で平均寿命が最高の日本やフランスなどに相当する。

各地域の主な死因を見ると、1990年、中国の16地域では呼吸器感染症もしくは早産による合併症が死因のトップ、15地域では脳血管疾患がトップだった。2013年、中国27地域では脳血管疾患が死因のトップとなり、5地域では虚血性心疾患がトップだった。交通事故は中国全地域の死因のトップ10に浮上した。南部と西部の一部の地域、例えば雲南省の場合、脳血管疾患による死亡率は非常に低く、喫煙や大気汚染などによる慢性閉塞性肺疾患が主な死因となっている。北部地域の主な死因は心臓病だった。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月6日

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