【ここ数年のトップ3の変遷】
2012年:1、一般公務員 2、官僚 3、教員
2013年:1、教員 2、官僚 3、企業管理職
2014年:1、官僚 2、企業管理職 3、教員
2015年:1、自由業 2、教員 3、官僚
【専門家による分析】
東南大学人文学部社会学科の張晶晶博士は、このような変化が生まれた原因として、以下の3点を指摘した。
1.人々の認識に変化があった。以前は安定していた職業が、今やそれほど安定していないというのが、現在の共通認識となっている。
2. 従来の考え方での「安定した職業」の求職コストが高い。たとえば、公務員や教員になろうとすると、学歴や学習をめぐるハードルはかなり高く、求職コストも高くなっている。
3. 職業に自由業を選ぶ人の傾向として、「性格的に自由をこよなく愛し、気軽な人間関係を求める」がある。仕事をする上で自由と気軽さが保証されると同時に、収入もまずまず高いことから、幸福感が高まるのも当然のことだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月9日