毎年11月19日は「世界トイレの日」だ。「世界トイレの日」という少し「奇妙」に感じられるこの日がやってきたのを機に、「トイレ」が教えてくれる我々が見落としがちな健康問題について、読者と一緒に考えてみたい。北京晨報が伝えた。
〇トイレは「少し臭い」方が健康的
下水道が臭い、便器が臭い―――さまざまな「臭い」がトイレには集まっている。清潔好きの家庭の主婦ならば、その臭いに我慢できず、悪臭を退治するために、空気清浄剤や芳香剤を振り撒くことだろう。だが、実は、これらの薬剤には、ガンを引き起こすリスクがある。香港消費者委員会は2002年、空気清浄剤には発ガン性を持つ揮発性有機化合物(VOC)が含まれていると発表、人々に警鐘を鳴らした。
〇用便後の始末は、トイレットペーパーより温水洗浄
今から約100年前、米国の某製紙会社がたまたまトイレットペーパーを「発明」した。トイレットペーパーが人々にとってこれほど便利なモノになるとは、当時は想像さえもしなかった。だが、今では、漂白剤を過度に含有しているなどの問題によって、人々の健康にとって潜在的リスクをもたらすようになった。英国の報道によると、英国は2015年までにトイレットペーパーを淘汰すべきで、人々な用便後、最初の水でお尻を洗う時代に戻るべきだと主張する専門家がいるという。