江蘇省蘇州市観光局への22日の取材によると、国慶節(建国記念日)に合わせた7連休初日となる10月1日までに、観光客が観光地のトイレの場所を携帯電話で調べることができるプラットホームが正式に導入される。観光客は携帯電話で2次元コードをスキャンすると、最も近い位置にあるトイレを見つけることができる。新華網が報じた。
同局計画発展処の徐征・処長によると、男性用と女性用トイレのブースの数が合理的でないことやトイレが古くなっていること、汚いこと、「バリアフリー」となっていても実際はそうでないことなどが、蘇州市の観光地にあるトイレの問題だった。同プラットホームを利用すると、トイレの場所や込み具合、特殊なトイレのある場所など、同市の観光地のトイレの状況を調べることができる。同プラットホームは、モニタリングや利用者が評価を行える機能が備わっており、利用者から「汚い」や「混雑している」などの声が相次いだ場合、当該観光地に対して改善命令が出されることになっている。
「人民網日本語版」2015年9月24日