〇「蝴蝶」のミシン
「蝴蝶」ブランドのミシンは、中国の家庭では、もはやほとんど見られなくなり、特に「貴重品」でもなくなった。だが、海外では、「レトロブーム」の嵐が吹き荒れている。Estyのようなハンドメイド関連製品のオンライン・マーケットプレイスでは、多くの店主が、ミシンで自分が着る洋服を作っている。
1990年代初期、多くの家庭が、「蝴蝶」ブランドのミシンを買うことを夢見ていた。「蝴蝶」ミシンは、「永久」ブランドの自転車と「上海」ブランドの腕時計と並び、当時の独身男女の間で、結婚に必要な「三種の神器」として崇められていた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月27日