中国科学院合肥物質科学研究院が8日に発表した情報によると、同院スマート研究所の劉錦淮研究員が率いる研究チームはこのほど、新型ハイブリッド水面自動清掃ロボットを開発した。このロボットは海洋・湖沼・河川・砂浜などの固形ゴミ、浮き草、油を取り除き、遠隔操作により危険地域で作業できる。新華網が伝えた。
ロボットの動力源は大容量バッテリー、風力・太陽光発電によるハイブリッド電源システムから得られる。同ロボットは一般的な水上ロボットの、長時間巡航の動力面の問題を解消した。視覚・レーダーによる2種類の目標識別方法を採用。水面目標のルート最適化、自主的な障害物回避など自主開発したスマートアルゴリズムにより、全ルートの計画およびリアルタイムの障害物回避といった問題を解消した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月9日