東北林業大学の郭艶玲教授が率いる研究チームはこのほど、イネの籾殻(もみがら)や農作物の茎といった農林廃棄物を使った新型複合材料を開発した。レーザー焼結法により高強度かつ高精度の3D模型を作ることが可能で、農作物の茎の燃焼による大気汚染を効果的に防止できる。農林廃棄物を使用した木製複合材料の他に、同チームは石製・玉製・セラミック製などさまざまな複合3Dプリント材料を開発した。レーザー焼結法により工業のインベストメント鋳造に用いることができるほか、工芸品の製造などにも利用できる。人民日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月9日