2015年12月21日  
 

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煙霧発生日、日常生活や食事で注意すべきポイントは?

人民網日本語版 2015年12月21日11:16

冬に入り、中国北方では煙霧が頻繁に発生するようになった。多くの地域では、PM2.5濃度測定装置でこれ以上計測不能な値に近づく状況が見られた。煙霧に含まれる粒子が小さければ小さいほど、人体に及ぼす危害は大きくなる。PM2.5とは、「空気環境における粒子径(空気動力学径)が2.5ミクロン以下の微小粒子状物質」を指す。PM2.5は、かなり長時間、空気中に浮遊することが可能で、粒子の直径が小さく、浮遊面積が広く、活性が強く、重金属や微生物などの有害物質を取り込みやすいという性質を備えている。一般的には、直径10ミクロン以上の粒子状物質ならば、鼻腔内の繊毛によって体内への侵入を阻止することができるが、PM2.5は気道から肺に侵入するだけではなく、肺内の毛細気管支まで到達し、肺胞を通過し血液に入り込み、血管内に沈積し、動脈硬化を招き、各種呼吸器系疾患、肺がん、心臓・脳血管疾患を誘発する。人民日報海外版が報じた。

飲食が直接、煙霧による危害を一掃することは不可能だが、バランスのとれた食生活は、煙霧発生日であれ発生していない日であれ、健康にとって極めて重要だ。

中国農業大学食品学院栄養・食品安全学部の范志紅・准教授は、「食べ物が『肺をクリーンにする』作用があることは断言できないが、科学的根拠に基づいた飲食が、煙霧が身体に及ぼすマイナス影響をある程度軽減することは確実だ。具体的には、次のような食べ物が好ましい」と述べた。

1.抗酸化物質が豊富に含まれる食べ物

できるだけ色の濃い種類を選ぶこと。色の濃い野菜は、抗酸化物質が豊富に含まれる傾向がある。たとえば、白桃より桜桃、サツマイモより紫芋、といった具合だ。


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