北京大学インターネット金融研究センターはこのほど螞蟻金融服務集団などと共同で、国内初のインターネット金融発展指数を発表した。それによると、今年9月末現在の全国の同指数は316.3ポイントで、基準となる2014年1月の3.2倍に達した。ここから全国のネット金融産業の毎月の前月比成長率が5.9%に達し、1年で規模が倍になったことがわかる。また同指数の各月の前月比成長率をみると、中国のネット金融は季節的な変動が大きいことがわかる。
同指数によると、ネット決済およびインターネット・マネー・マーケット・ファンドが成熟した発展ぶりを示し、ネット保険とネット投資・資産運用が業界全体の新しい爆発的な成長分野になっている。
同指数から、地域ごとのネット金融の発展水準に格差があることがわかる。上海市、北京市、浙江省、広東省、江蘇省、福建省、天津市の7省・自治区はネット金融の発展水準が全国平均を上回る。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月21日