世界的に有名な英国のシンクタンク「経済ビジネス・リサーチセンター」(CEBR)はこのほど、中国は2030年に米国を追い抜いて世界一のエコノミーになり、2位には米国、3位にはインドが並ぶ。英国はドイツと日本を抜いて4位になると予想した。参考消息網が伝えた。
CEBRの最新のグローバル経済予測分析によれば、中国はここ数年、経済成長が鈍化しているため、世界最大のエコノミーになる時期がこれまでに予測されていた25年から30年へと後ろ倒しになった。英国は西側の大型エコノミーに比べ、税率が低く、政府の市場への干渉が最も少ない上に、大量の移民の出現により、欧州一のエコノミーになる可能性がある。だがスコットランドと北アイルランドが相次いで離脱し、来年に国民投票で欧州連合(EU)から離脱するようなことになれば、英国はさらに孤立し、成長が鈍化することになるという。
CEBRの報告によると、フランス、イタリア、ロシアは経済低迷で主要8カ国首脳会議(G8)のメンバーから脱落し、代わりにインド、ブラジル、韓国が入る可能性があるという。またメキシコが世界9位、韓国が11位のエコノミーになる可能性があるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月28日