趣味の悪い「昆虫入りキャンディ」が最近ネットで人気があり、キャンディの中のコオロギやサソリ、ミミズなどの昆虫が透けて見えており、考えるだけで鳥肌が立ってしまう。
インターネットのショッピングサイトで昆虫入りキャンディを調べてみると、40軒余りの関連店舗において、それぞれ15元(約274円)前後で売られていた。販売店は「このキャンディの原材料は輸入されたもので、虫は特殊な加工処理を施してあるので安全に食することができる」と話す。ではこの趣味の悪いキャンディは本当に問題がないのだろうか?
ネットで購入した昆虫入りキャンディを実験室に持ち込み、専門家に分析を依頼したところ、基準値を超える細菌が繁殖していることがわかった。生物学の専門家は「昆虫には豊富なたんぱく質が含まれているが、食用昆虫に隠された安全上の問題についての知識は比較的少ない。一般食品として普及させるには更なる検証が必要だ」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年1月4日